人工衛星自動追尾装置

衛星追尾アンテナ
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人工衛星自動追尾装置

開発実績

【NOAA自動追尾受信解析装置】
気象衛星NOAAの高解像度画像を受信し、解析するための装置です。
海面や地表の温度分布などの解析に利用できるため、水産試験場や大学等の研究機関などで利用されています。

【干渉計型LEO衛星追跡システム】
複数のアンテナでLEO衛星(低軌道地球周回衛星)を追跡して、ビーコン波を受信・解析するシステムです。
大気圏外から到来する電波に、地球大気が与える影響の度合いを調査・観測することができます。

【位相モニタシステム】
静止軌道衛星から送出されるビーコン信号を複数のアンテナで受信し、信号の到達時間差を解析するシステムです。
大気の水分状態や、伝送経路の観測を行うことができます。

4m アンテナ

近日詳細情報掲載予定。詳しくはお問い合わせください。

3.5m アンテナ

近日詳細情報掲載予定。詳しくはお問い合わせください。

2.4m アンテナ

アンテナ_2.4m
項目 性能・備考
アンテナマウント方式 方位角-仰角(AZ-EL)方式
方位角(AZ軸) 駆動範囲 -270°~ 0 ~ +270°
分解能 0.0045°(360°/80,000P)
仰角(EL軸) 駆動範囲 -5°~95°
分解能 0.0045°(90°/20,000P)
駆動方式(AZ、EL軸) ACサーボモータと特殊減速機の組合せ
最大駆動速度 AZ・EL軸:53.7°/秒(天頂回避動作時21.5°/秒)
*プログラムで最大速度を制限しています。
制御方式 コンピュータからイーサネットを経由して制御します。
運用モード(自動/手動) 自動モード:内蔵コンピュータに軌道情報を与えると、自動的に追尾を開始します。
手動モード:方位、仰角の手動設定ができます。
太陽を追尾する事により機器の方位補正ができます。
電源及び消費電力 AC200V±10% 1kW以下(追尾動作時)
動作温度範囲 -5℃~+40℃(寒冷地仕様は別途打合せにて対応)
重量 900kg以下
外形寸法 高さ:4m以下、占有床面積:4m×4m以下
設置及び固定方法 屋外設置型:基礎に設けたアンカーボルトにて固定。
搭載可能なパラボラディッシュの寸法 モデルにより直径3.5mまで可能(材質:アルミニウム)

1.2m アンテナ

アンテナ1.2m
追尾装置
指向方向 AZ/EL軸駆動方式
駆動軸 ACサーボモーター
可動範囲 AZ軸:-270°~+270° EL軸:0°~100°
最大駆動速度 AZ軸:15秒/360° EL軸:6秒/90°
※危険防止の為に最大速度を設定可能
分解能 AZ軸:0.0071287° EL軸:0.0114285°
通信方法 イーサネット 100BASE-T
通信プロトコル TCP/IP
電源/消費電力 AC100/220V 300W以下
重量 150kg以下(アンテナを除く)
パラボラアンテナ(別売)
直径 0.85m~2.0m
ホストコンピュータ(別売)
動作環境 Windows 10
軌道情報 インターネットによる自動更新
※上記の仕様は、過去の製作例です。実際の製作に際しては、衛星の仕様や用途に応じてサイズ等含め、カスタマイズして製作します。