企業情報

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代表挨拶

挑戦しつづける企業でありたい

私がエルムを興すことにしたのは、大阪で学生として4年間、企業人として6年間を過した29歳の時でした。故郷に帰るに当たって、緑あふれる地で、家と庭のある家庭で生活できる・・・しかし、都会で身に付けた技術を生かす仕事場が無い・・・だったら、自らそんな場を作り、人材移出県である鹿児島県出身技術者の受け皿になろうという思いでスタートしました。

その時に現相談役で共同創業者である弟と共に考えた社名が、エレクトロニクス(ELectronics)からELを、測定(Measurement)・メカニズム(Mechanism)・機械(Machinery)・夢(Mu)からMを使い、地域も業種も限定せず呼び易いエルム(ELM)でした。

そして、その時無鉄砲にも描いた夢が

● 『下請けをしない』
● 『技術者に都市部に負けない、やり甲斐のある仕事をできる場を提供したい』
● 『鹿児島から世界に』

という、多くの企業が社是に上げる「世の為・人の為」ではなく、今考えると、幼稚でとても利己的な思いでしたが、地方に所在するモノ作り企業にとって実現は正に夢・・・挑戦でした。

地方には開発に協力してもらえるような企業は稀有です。それは都市部の企業に比べ不利を意味します。 しかし、その不利が、中小企業としては極めて稀な、電気機械・器具開発に必要な全ての技術要素を自社内で賄える総合開発力を持たせてくれました。

都市部の企業であれば、一つのジャンルを極めれば食べていけますが、市場の小さな地方ではそうは行きません。その不利が、農業、環境、宇宙、エネルギーなど僅か50名強の企業としては驚くほど広範な分野の製品を生み出し、社会や景気の変動に強く、多様性に富む会社を育てました。

足元の市場が小さな地方企業にとって最も大きな不利は販売です。その不利が、エルムを開発に特化した会社にし、国内外(日本、韓国、豪州、ニュージーランド、USA、EU)に販売パートナーを持つグローバル企業を生み出しました。

世界を圧倒的にリードしていた日本の物づくり産業が、今喘いでいます。私は、その理由はとてもシンプルだと思っています。それは、人間の弱さが原因で、No.1に立つと、攻めるのを忘れて守る事にエネルギーを使うようになってしまうからです。

エルムは挑戦を忘れません。エルムの合言葉は「無い事がチャンス!」です。「そんな技術は無い」、「そんな物は無い」・・・・一般に「しない/したくない」ときに使う言葉ですが、エルムは社会の夢(無い物)を具現化する事を最も得意とする会社です。

モノ作りが大好きで、国境とか技術やジャンルで自分自身の可能性を制限したくない挑戦者の皆さん、一緒に仕事しませんか?

あなたの「想い」を「かたち」に、そして「世界」へ・・・・そんな夢を一緒に実現しましょう。

株式会社エルム 代表取締役 宮原 隆和

企業理念

「想い」を「かたち」にそして「世界」へ

会社概要

商号 株式会社エルム
設立 1980年 (昭和55年) 12月 1日
本社所在地 〒897-1124
鹿児島県南さつま市加世田宮原2398番地
TEL 0993-53-6930  FAX 0993-53-7160
鹿児島開発センター所在地 〒890-0054
鹿児島市荒田2丁目51-16
役員 代表取締役 宮原 隆和
取締役   鹿丸 克己
取締役   桐原 弘
取締役   和田 健吾
取締役   神野 達郎
相談役   宮原 照昌
資本金 48.75百万円
従業員数 47名 [2023年(令和5年)8月31日現在]
売上高 844百万円 [第43期:2023年(令和5年)8月決算期]

組織体制

組織体制 BI事業部 環境エネルギーグループ
カスタマーサクセスグループ
第1開発部 システム設計グループ
ソフト設計グループ
業務サポートグループ
第2開発部 技術営業グループ
機構・制御設計グループ
高周波設計グループ
栽培技術グループ
管理部 管理グループ
資材グループ
品質管理グループ

会社沿革

1977年 (昭和52年) 現相談 宮原照昌 がヤオキ電子(特注電子機器製造)創業
1980年 (昭和55年) 現代表取締役 宮原隆和 が帰鹿し、株式会社エルムを設立
1984年 (昭和59年) 資本金を 800 万円に増資
1985年 (昭和60年) 資本金を 2,000 万円に増資
旧社屋(当時:加世田市武田15248番地11)完成
1988年 (昭和63年) 資本金を 2,375 万円に増資
1992年 (平成4年) 資本金を 4,875 万円に増資(非同族会社化)
1996年 (平成8年) 中小企業創造活動措置法の認定を受け、県内では初の転換社債を発行
2005年 (平成17年) 12月1日 創立25周年記念式典開催
2006年 (平成18年) 経済産業省より「元気なモノ作り中小企業300社」に選定される
2008年 (平成20年) 農林水産省より「農商工連携88選」に選定される
2009年 (平成21年) エルム製品量産部門として出水市に(株)イーエムエフを設立
2010年 (平成22年) エコアクション21認証を取得
2011年 (平成23年) 環境に配慮した現新社屋へ移転
2012年 (平成24年) 代表取締役 宮原隆和がカラーキネティクス・ジャパン(株)の代表取締役社長に就任
2015年 (平成27年) 株式会社エルムホールディングス設立 代表取締役 宮原隆和
2021年 (令和3年) 代表取締役 宮原隆和がアーキテイメント株式会社の取締役に就任

受賞歴一覧

受賞年月 賞名(受賞者・受賞製品)
1987年 (昭和62年) 10月 第1回かごしま産業技術賞 奨励賞 受賞 (カラービデオチェッカー) 鹿児島県
1993年 (平成5年) 10月 第3回かごしま産業技術賞 奨励賞 受賞 (よせ太郎) 鹿児島県
1993年 (平成5年) 11月 第41回鹿児島県発明くふう展 特賞 受賞 (よせ太郎) 鹿児島県
1994年 (平成6年) 7月 加世田市特別功労賞 受賞 旧加世田市(現南さつま市)
1994年 (平成6年) 12月 第一回鹿児島商工会議所産業経済賞 奨励賞 受賞 鹿児島商工会議所
1998年 (平成10年) 12月 産業経済部門 南日本文化賞 受賞 南日本新聞社
2001年 (平成13年) 3月 中堅・中小企業新機械開発賞 受賞 (農業害虫計数装置 ムシダス) (財)機械振興協会
2002年 (平成14年) 11月 第6回かごしま産業技術賞 大賞 受賞 (光ディスク修復装置) 鹿児島県
2003年 (平成15年) 3月 九州産業技術センター賞 優秀賞 受賞 (光ディスク修復装置) 九州産業技術センター
2004年 (平成16年) 12月 鹿児島商工会議所産業経済賞 大賞 受賞 鹿児島商工会議所
2006年 (平成18年) 4月 明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社 選定 経済産業省中小企業庁
2007年 (平成19年) 8月 第2回ものづくり日本大賞 優秀賞 受賞
(代表取締役 宮原隆和・専務取締役 宮原照昌・桐原弘・千地岩一利・宗像正純・小田繁樹・畑野博昭・林一也)
(光ディスク修復装置)
経済産業省
2008年 (平成20年) 4月 第35回経営者賞 受賞(代表取締役 宮原隆和) 九州・山口地域経済貢献者顕彰財団
2008年 (平成20年) 4月 平成20年春黄綬褒章 受賞(代表取締役 宮原隆和) 内閣府
2008年 (平成20年) 8月 農商工連携88選 認定 農林水産省・経済産業省
2009年 (平成21年) 11月 2009年度九州地方発明表彰 中小企業庁官奨励賞 受賞 (光ディスク修復装置) 発明協会
2009年 (平成21年) 4月 2009年度科学技術分野文部科学大臣表彰 受賞
(代表取締役 宮原隆和・専務取締役 宮原照昌・宗像正純) (光ディスク修復装置)
文部科学大臣
2010年 (平成22年) 11月 エコアクション21認証・登録 エコアクション21中央事務局
2011年 (平成23年) 11月 第45回グッドカンパニー大賞 優秀企業賞 受賞 (社)中小企業研究センター
2011年 (平成23年) 12月 2011年度産業経済大賞 エコロジー大賞 受賞 鹿児島商工会議所
2014年 (平成26年) 10月 第2回イルミネーションアワード 特別賞新照明技術賞 受賞 (日本夜景遺産のページ) (一社)夜景観光コンベンション・ビューロー
2014年 (平成26年) 11月 第62回鹿児島県発明くふう展 鹿児島県知事賞 受賞 (eMax-SP 追尾型太陽光発電システム) 鹿児島県発明協会
2015年 (平成27年) 1月 第10回かごしま産業技術賞 奨励賞 受賞 (eMax-SP 追尾型太陽光発電システム) かごしま産業支援センター
2015年 (平成27年) 10月 第62回鹿児島県発明くふう展 鹿児島県知事賞 受賞 (アクアファンタジー 水中イルミネーション) 鹿児島県発明協会
2016年 (平成28年) 6月 永年貢献創業者 受賞(代表取締役 宮原隆和) 中小企業庁
2016年 (平成28年) 6月 平成28年度 九州ニュービジネス優秀賞 (アクアファンタジー 水中イルミネーション) (一社)九州ニュービジネス協議会
2016年 (平成28年) 10月 平成28年度(第17回)民間部門農林水産研究開発功績者 公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会会長賞 農林水産省及び
(公社)農林水産・食品産業技術振興協会
2017年 (平成29年) 12月 地域未来牽引企業 選定 経済産業省
2022年(令和4年)5月 「フクオカベンチャーマーケット大賞2022 特別賞」 受賞 (コンテナ型栽培システムシステム(EcoNursery®)) 福岡県ベンチャービジネス支援協議会
2023年(令和5年)4月 令和5年度「知財功労賞・経済産業大臣表彰」受賞 経済産業省

グループ企業

カラーキネティクス・ジャパン株式会社 事業内容 照明器具および部品の製造販売
代表者  代表取締役社長 宮原隆和
住所   〒104-0061 東京都中央区銀座1-2-4 サクセス銀座ファーストビル5階
連絡先  Tel: 03-5159-1290 Fax: 03-5159-1291
URL    https://www.colorkinetics.co.jp/
株式会社エコナーセリー 事業内容 製造業
代表者  代表取締役 宮原隆和
住所   〒899-0201 鹿児島県出水市緑町230−67
連絡先  Tel: 0996-64-1701 Fax: 0996-64-1702
アーキテイメント株式会社 事業内容 照明デザイン設計サポート、制御システム設計
代表者  林田健悟
住所   〒141-0021 東京都品川区上大崎2-25-5 久米ビル B1F
連絡先  Tel:03-6417-0057
URL    https://architainment.co.jp/

ギャラリー


エルムの四季


社屋からの景観


社屋周辺の自然


社内行事

アクセス

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(株)エルムへの案内図はこちら

鹿児島市内方面からお越しの場合 県道20号線(錫山街道)を枕崎市方面へ向かい、南さつま市 金峰町 清永交差点(金峰町麓にある片側2車線から片側1車線に変更になる交差点)を右折し、吹上浜海浜公園へ向かってください。
万之瀬川を渡り、道なりに進むと左手に宮原工業団地入り口の案内板がありますので、そこを左折してください。坂を上りきる手前を右折しましたら、株式会社エルムです。
加世田市街地からお越しの場合 吹上浜海浜公園へ向かい、宮原工業団地入り口の看板のある交差点を右折してください。
突き当たりに竹屋神社がありますので、そこを左折し、すぐ右折してください。
50mほど先の左手坂道を左折しましたら、株式会社エルムです。
(株)エルム案内図

鹿児島空港からはこちら

レンタカーのご利用 九州自動車道 「溝辺鹿児島空港インター」 をご利用ください。(約80分)
バスのご利用 鹿児島交通「加世田・枕崎行き」空港バスで約80分です。空港バスはこちらをご覧ください。
加世田停留所で降りて頂き、タクシーをご利用下さい。

九州自動車道からはこちら

九州自動車道終点(鹿児島IC)から、そのまま降りずに指宿スカイラインを利用してください。
指宿スカイラインの「谷山インターチェンジ」で降りて、県道20号をご利用ください。

九州新幹線からはこちら

南さつま市の最寄駅は、鹿児島市の鹿児島中央駅です。(南さつま市には、駅はございません。)
鹿児島市内からは、県道20号線をご利用頂くか、路線バスをご利用ください。路線バスはこちらをご覧ください。